2008年5月5日月曜日

工場跡地から有害物質 石狩の業者 札幌の2カ所で基準値超(05/02 07:47)

クリーニング業のワタキュークリーン(石狩)は一日、札幌市内二カ所の工場跡地から、基準値を超える有害物質のテトラクロロエチレンやシス-1・2-ジクロロエチレンを検出したと発表した。土壌調査終了後の今月下旬に地下水拡散防止措置を講じる。
 テトラクロロエチレンはドライクリーニングに使用する溶剤。同市東区北四五東一七では基準値(一リットル当たり〇・〇四ミリグラム)の約三千倍となる同一二一ミリグラムのシス-1・2-ジクロロエチレンや、基準値(同○・○一ミリグラム)の約七百倍となる同七・八七ミリグラムのテトラクロロエチレンを検出。
 一方、同市手稲区富丘一の四では最高で基準値の約二千倍のシス-1・2-ジクロロエチレンを検出した。いずれも多量に吸い込むとまひ症状を起こすことがあるが、両工場の従業員などで健康被害の報告はないという。
 両工場は十二-十六年前にそれぞれ別の企業から受け継いだ。同社は、廃液処理を法的手順に従って産廃処理業者に委託していたといい、「事業継承以前の廃液保管不備が原因で土壌に浸透した」とみている。

(北海道新聞より引用)