2007年5月30日水曜日

ナシオ 7月、東京に拠点 首都圏の営業機能強化

 菓子卸道内最大手のナシオ(札幌、平公夫社長)は二十一日、埼玉県越谷市の関東本部を今夏、東京都港区内に移転し「首都圏本部」とすることを明らかにした。埼玉の施設は物流機能に特化する。同社は「二○一○年までに年商五百億円体制構築」を目標に、道外売り上げを道内並みの二百五十億円に引き上げるため、首都圏の機能強化が必要と判断した。
 新本部は、オフィスビルの二つのフロア総面積七百平方メートルを借り切り、七月九日から本格稼働させる予定。約六千万円を投じる改装で商談室のほか、商品を実際に小売店の棚に置いた状態を検証する「シミュレーションルーム」なども設ける。
 会議室などの間仕切りを取り払えば二階合わせて最大二百六十平方メートルの展示会場を確保できる。自社施設を機動的に運用できるため、個別のチェーンスーパー向け展示会の開催など、こまめな販売促進策の提案が可能になる。羽田空港や新幹線駅にも近く交通の利便性が高まるため、九州や名古屋など地方の中小メーカーと組む独自商品開発も加速できる見通しだ。

(北海道新聞より引用)

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