コンサドーレ札幌を運営する北海道フットボールクラブ(HFC)は二十八日、定例取締役会を開き、約二十七億円の累積赤字を解消するため、資本金約二十五億円の80%を減資した上、約三億円を増資し債務超過を解消する減増資案を、三月二十一日の株主総会に提案することを決めた。これで減増資案の実現にめどが立った。 取締役会は、減増資案について異論はなく終了。二十七日の株主説明会で混乱がなかったこともあり、児玉芳明社長は「まだ株主総会はあるが、相当程度の理解を得られていると思う」と述べた。 取締役会は二○○七年十二月期決算と○八年の予算、事業計画案を報告。○七年決算の純利益は六百七万円で、二年連続の単年度赤字を免れた。 黒字決算の主な原因は、営業収益が前期比七千八百万円増の十二億五千六百万円に上ったこと。J1昇格が懸かった終盤の二試合で約六万人の観客を動員したことが大きかった。前期は一億九千八百万円だった債務超過も一億九千二百万円の微減となった。 ○八年予算は、J1昇格で観客収入とスポンサー料が増え、Jリーグ配分金も前期比で一億円増えることから、営業収益を前期比五億四千万円増の十七億九千五百万円と見込む。 純利益も九千八百万円を計上。道からの借入金は○八年、五千万円を返済する計画だが、これは純利益から充てる予定。
(北海道新聞より引用)
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