2007年12月7日金曜日
BSE検査、来年以降も継続
生後20か月以下の肉牛に対するBSE検査について道は、来年以降も独自に検査を続けることを正式に表明しました。(高橋知事)「道産牛肉に対する信頼と期待に応えるため道単独でも全頭検査を継続していかなければならないと考える」きょうの道議会で高橋知事は、生後20か月以下の肉牛に対するBSE検査について、国が補助金を打ち切る来年8月以降も、道が独自に検査を続けることを表明しました。この決定を、消費者や小売業者は一様に歓迎しています。(買い物客)「(検査継続は)いいんじゃないですか。二の足を踏むんですよね。検査がないということになると」(コープさっぽろ畜産部・田口裕二バイヤー)「道の決定は評価できます。安心安全という面で、より一層北海道産を強く打ち出せる」そして生産者もホッとしています。(肉牛生産農家・佐藤宝栄さん)「我々としては(検査継続は)嬉しいしその代わり我々も一生懸命期待に応えなければならないと思う」国は、食品安全委員会が出した「20か月以下の牛のBSE検査を辞めても、牛肉の安全に影響はない」という検討結果を受け、来年7月いっぱいで補助金を打ち切ることにしています。その額は全国で2億円です。しかし、これまでに開かれた意見交換会では、全頭検査の継続を求める意見が大勢を占めていました。(消費者団体)「本州の消費者からすれば北海道の牛肉はどうなってんだと。北海道の食品はいろいろな問題を起こしてるじゃないかと疑心暗鬼になる」(肉牛生産農家)「生産者は牛を20か月以上にして出荷せざるを得ない。そうすると肉質は悪くなる。したがって消費も減ることになる」こうした声に押され、道は、道産牛肉の安心・安全のため新たにおよそ7000万円の財政出動を決断しました。国の無作為によって発生したBSEの後始末を結局、国は地方に押しつけたと言う印象はぬぐえません。
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